燕雀 (feat. Sparrow)

歌詞

Sparrow 誰にも相手にされてねぇからだとか クソダサいことばっかり ずっと思って生きてきた 俺は俺が神であることを疑わない でも本当は心のどこかでは 気付いていた 当たり前に俺が全てではないし そんなことにすら 見て見ぬふりをすることに慣れて それが俺の長所であるかのように 空の財布片手に 無意味な意地を張り続けた K-SPIRIT 周りの目線が怖くて 保身の為に捨てた 自分の優しさはやがて 大切な人すら傷付けただけでなく 自分の心にすら 大きな穴を空けちまいやがった そんなクソダセェ 弱さを隠すかのように 着飾ったのは身なり 胸に響く耳鳴り まるで誰かの言いなり 自分らしく生きたい そんな風に思った 中2の頃に見た未来 K-SPIRIT×Sparrow 小さな羽を何度も動かしたんだ 必死なはずなのに 見えてこねぇあの大空 まだまだ雲すら掴めねぇ この手のひら それでも希望を目指して また羽ばたいた もっと高く飛べや あーもうダメか 「いや　まだだ　まだだ」と 地べたを這いながら いつの日かあの空に届けば良いな そう願い広げた情けねぇ翼 K-SPIRIT 大学生なったって何も変わりない 追いつかねぇ心に 未だ　貧しい懐 うつむく今日も 視線落とす道路 心の中で霞行く1日の濃度 迫られる将来 希望なんて持てやしない 自分は何がしたい それすらもわからない 周りからの期待に 見たくない僕の未来が 足枷になっていた 暗黒の時代 Sparrow そんな時1人の女性は俺に言った あなたは「雀」 綺麗な翼は無い だが高い高い空へと目指す羽なら その傷だらけの背中の中に きっとあるだろう 鴻鵠ってなんだ 必死に足掻く友か 傷付けた親は じゃあ今の俺は でも、隣にいるあなたは 広い曇り空を飛ぶ 確かな鴻鵠だった K-SPIRIT×Sparrow 小さな羽を何度も動かしたんだ 必死なはずなのに 見えてこねぇあの大空 まだまだ雲すら掴めねぇ この手のひら それでも希望を目指して また羽ばたいた もっと高く飛べや あーもうダメか 「いや　まだだ　まだだ」と 地べたを這いながら いつの日かあの空に届けば良いな そう願い広げた情けねぇ翼 K-SPIRIT 小せぇ燕が描いた大きな夢 見えないモノが多くて 苦悩や葛藤抱えながら 強く羽ばたく鴻鵠(とり)を見た ダセェ思いは懲り懲りだ いつかいつかと願っても なかなか近づかねぇから 欲しいと思うなら今掴め K-SPIRIT×Sparrow 小さな羽を何度も動かしたんだ 必死なはずなのに 見えてこねぇあの大空 まだまだ雲すら掴めねぇ この手のひら それでも希望を目指して また羽ばたいた もっと高く飛べや あーもうダメか 「いや　まだだ　まだだ」と 地べたを這いながら いつの日かあの空に届けば良いな そう願い広げた情けねぇ翼 まだまだ俺はとてもちっぽけだ 今日を生きる事にすらも必死だ 羽を散らしながら 向かった場所は明日 昨日よりも 世界が綺麗に見えた気がした 飛びたい空はまだはるか上の方だ 傷付け傷付きやっと気が付いた 鴻鵠とはさらに遠くを見つめる鳥だ まだまだ止めんな ちっぽけな翼