金色の星に続いて瞬いた 夜が始まる合図を いつもの帰り道で見てる 立ち並ぶ店のどれか一つが 変わったことに気付くたび 寂しいと思える 自分で居られるように 大人は考えてたより子供だったよ 引く戸のガラガラと 混ざってく賑やかな声は 今日を生きた 私へ贈る 「お疲れさま」だから 一日が終わる先で待ってる 明日の私に 笑いかけながら らしくねって さよならと重ねて 駅ですれ違い ぶつかった人がくれる 「すいません」とか ちゃんとあったかいと感じる 元気があればいい 誰かと住む街で 一人じめる幸せ 私しか知らない 平凡で特別な 最高の日常を 口いっぱいに頬張って背を叩く 一日が終わる前 後ろを 振り返ったときに 花丸あげながら がんばったねって さよならと重ねて 急に冷える春の夕暮れや 濁る夏の夜空も 秋の赤も 月明かり返して ちらつく雪にも 小さくていいんだよ 心をふるわせて 傷付き喜んで 灯った光 揺れる道を歩く 一日が終わる先で待ってる 明日の私に 笑いかけながら らしくねって さよならと重ねて あなたらしく がんばったねって さよならをあわせて