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花残り、蕾ひとつ

Track byEndorfin.

710
11
  • 2022.04.24
  • 3:36
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歌詞

冬の静けさ残る空気で満たした肺は いつもより少しだけ速い 雪解けの空を仰いだ 花残り、蕾ひとつ ドアの向こうは新世界 昨日までの全てと 違った今日が待っている ポケットで握った指が小さく震えた 舞い散る花びら まるで紙吹雪 そよぐ木々の歓声を受けて 未知なる舞台の幕が上がる 傾ければ七色纏う その虹彩でいつか 天荒破る未来を ただ見据えたんだ 割れた雲の その向こうに いつか振り返ったとき 残った足跡がちっぽけだなんて 嫌なんだ 世界はあまりにも大きいけれど 木漏れ日のスポットライト 照らされゆけば 春一番の奏でるシンフォニー まだ青い蕾は彷徨い その色を変える 通り雨が頬濡らしても 触れられない夢 嘆いても ぬかるみを越えて また歩み出せば 割れた雲の その向こうに— 傾ければ七色纏う その虹彩でいつか 天荒破る未来をただ見据えて 花咲く日を待っている 小さな蕾ひとつ

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