見上げた顔を照らした灯り 空を飾る花束を 掴みたいのに掴めないのは どうしてだろう 触れた、未来の怖さと 心の弱さを どこかで結んで 置いてきた 笑えるように 夜の果て 変わらぬ日々を重ねてみては 眩しい明日を夢見るんだ 冷たい風が吹き抜けるより早く 今日の「僕」が 歩き出すんだ 心に染み付いた霧の中 答えのない問答を 繰り返す日々になれてたんだ どうしてだろう 涙、零れ落ちそうな日もあれば 忘れたい過去もある 街灯が 示す道標 街の声 沈みだす陽を眺めてみては 明けない夜を夢見るんだ 静かにそっと光に導かれて 今日の「僕」が 歩き出すんだ 「おやすみ」の一言に ありったけの希望 新しい夜が 始まる 夜の果て 変わらぬ日々を重ねてみては 眩しい明日を夢見るんだ 冷たい風が吹き抜けるより早く 今日の「僕」が 歩き出すんだ