どうしようもないくらいの 悲しみでさえ 知らないうちにいつか すべて消えていった あふれるほどの幸せは 穏やかな日々になって 傷ついた心は許し合うことを知った そしてまた夏はゆく 気がつけばもうすでに こんなに空は高く もう誰も信じないと決めた心も やがて信じ合える誰かを見つけた 別れはいつか淡い 思い出になってゆく 侮やみ切れない想いは 明日への勇気に変わった そしてまた冬はくる 静かに確かな時を刻みながら 繰り返し季節はめぐる まわりのすべてを つかの間の出来事にして どうしようもない悲しみさえ 知らないうちに消えていった すべて流れてゆく時のままに いいことも悪いことも 大きな愛も憎しみも すべて流れてゆく時のままに すべて流れてゆく時のままに