閉じていた瞼に 光が落ちる 心地よく揺れる体を溶かしていく アラームの代わりにアナウンスが 鳴る 桜咲く前の八重洲口 随分と離れちゃったな ねぇ未来 僕らは 信じたいものを選んだよ 時計の針に背中押されて ねぇ未来 いつかは 正しかったといえるような日が 来るでしょうか 光がさして 輝いて見えるガラスの塔 僕を塗り替える朝の空気も いつかはきっとただの 背景になるんだ 積み重なった鼓動がずれていく つまらなかった繰り返しが 朝焼けをにじませた ねぇ何かを求めて少し背伸びして いつかの続きみたいな夢を見る 失って初めて その温かさに気づいたよ 僕の背中を押してくれてたんだ 遠く離れても あなたにいつか会える日まで 待っているから