一人で描いた 色のないスケッチブック 見せたくないくせに気づいて 欲しいなんて 薄暗い部屋の隅スマホの光消す 胸の奥鳴り響く音が心揺らす 壊れていくのが怖いのに触れて 欲しい 傷つくたび感じている私を見つめて 孤独の中に咲いた花 枯れぬように その優しさに溺れている 嫌わないでいて 隠した傷跡心の中広がって 「平気」 と笑うたび消えない嘘が増えていく 夜空に呟いた 「ここじゃない何処かへと」 届かない祈りだけあなたに 向けていた 壊れた心隠しても見つけて欲しい 痛みが愛に変わるなら私を 抱きしめて 暗い空に響く声が希望ならば その温もりを信じたい 夢だけを見させて
