輝きを増す海と 香る透明な潮風 素肌で感じる この季節のときめき あなたからもらったの 初めての眩しい心 重なり続け隠した太陽 伝わるかな 届くのかな 心がただ折れそうで 溢れて止まらない 波に溺れそう きらり 惹かれる瞳 感じたいあなたに そっと 触れる手と手 跳ねる鼓動届いてしまう 光る水面に映る 夕陽をみた顔が 「いつか、実りますように」 と指先でとかす 揺れた青い夏 あの日からの想いと いくつも巡った季節 ふくらみ続ける気持ち 秘めてる 伝えたくて 届けたくて 近づくのが怖くって 滲んでいく世界 涙は流さない ふわり たなびいた髪 振り向いたあなたに その 眼差しに ねぇ、見える色は誰を映す? とけるこの恋心 どうか攫わないで 「心を全て伝えたい」 染まる贈り物 見つめてる ずっと 熱く絡まる視線 息も止まるくらい また 何度だって この季節に恋をするの つのるあなたの想い きらめく波のように 「いつまでも好きでいます」 と唇に紡ぐ 揺れた青い夏