Track byshukua
朱と黒雲の丘 風、足早に茂み駆け 幾匹かの蝙蝠が頭上を舞う ため池のほとり まばらに刺さった杭に 絡まったビニールの紐泳ぐ 確かに僕はここにいた 確かに僕はここにいた 汽車哭く音が届く いつの間にか空気澄み 先の田畑には磔にされた案山子が 影法師が消えた頃から 追いかけられ僕は逃げる 暗がりにある墓地の前からずっと 磔にされた案山子のシルエットが 浮かび上がる 切れかけてた電灯瞬いた道 影法師が消えた頃から 追いかけられ僕は逃げる 暗がりにある墓地の前からずっと