夕暮れのラクトアイスは 星を待たずして溶けていった 追憶に沈んでいた彼と言葉 アフレコのように後付けしたい 匿名希望 顕示欲要望 コンビニへ歩いていた 果物で感じる季節感と 月は既に出ていたよ 風と匂い やめたタバコが目に染みるように 春の気温 乾いたスカート 幸せは何分割されて 私に与えられているのだろう 消費されたなにかに憬れて 5時27分に抱きしめよう 渇愛にさよならを 水源地はもうないんです 想像した世界の 観測地に嘘はないかい 恒久に警鐘を 無邪気さに身を委ねて 敬愛した彼らを 今世界に還さないか 渇愛にさよならを 水源地はもうないんです 想像した世界の 観測地に嘘はないかい 渇愛にさよならを 渇愛のさよならを