難を乗り越えてゆけば更に熟れる 「娘」 同じなんて嫌や!って 今度は何時、何処へ? 何を悟って参るの? 日毎増して尚淋しい募る野望の末に 待ち焦がれて枯れるのならば 奪って欲しいのも誠さ、 ー何処にあるのだ?ー 跪く程のお殿探して、嗚呼 匂ひ、美しひ、未だ見ぬ果実の味 止め処なく妄想して声も 用をなくして 墜ちてしまう前に、急げ! 何れかは ちゃんと肯ける殿を見つけて そう、屈服したいんだもん。 何人乗り越えてみても喰えぬ、 釣れぬ「娘」 そうよ、 気取る中身美味しくはないと否! 甘い顔などみせても。 日毎増して尚愛しい、 積もる野心の飢えに 待ち焦がれて枯れるのならば、 何だって欲しいのも誠さ。 ー此処に居るのにー 此方でございます!殿!見つけて! さぁ! 陽の目太陽を浴びたら紅い小町 ときめけど萌えぬのはもう沢山 知ってきた ああ、前例無く稀に 居るのなら、と 期待して 好いお殿に出会えたら、もう、 屈服させて貰うよ 止め処なく妄想したり、 声も用を無くして墜ちてしまう 前に急げ! 何れかは ちゃんと肯ける殿を 見つけたその暁にはねぇ。なんて 素敵。貴方との葛藤の日々を経て 強い斜め後ろ側になって、 誇らしい鴛鴦夫婦。 今、グッと来ましたら 屈服して、幸せを…!