今日で何度目の日曜日 またいつものメディアに揺られ 退屈な現実を前に 秋葉原のビル風が吹く また無意味にスターバックス ダークモカなんとかフラペチーノ スクロールする指が止まる 突如分岐するタイムライン 電気街の不自然な扉の先で たった一つのメモリが 導いたパラレルワールド 何億ものデータに乗って 未来に書き出すから 0と1の世界で今日も カラフルな計算が廻る 観測できぬスピードで この世界は更新される 地下には輝くステージ ここでしか輝けぬ人も それぞれの居場所があって この回線もまたそれで プラスマイナスが異次元の扉を叩く 東京の裏で集まった 無限の夢が走る 何億もの希望を持って リアルから抜け出した 開始画面 また今日も 扉を叩く 遠い遠い時間さえも 長い長いログでも 急行列車よりも早く どこへでも行けるから たった一つのメモリが 導いたパラレルワールド 何億ものデータに乗って 未来に書き出すから