読めねエゾ

歌詞

さかのぼるは明治のはじめ 蝦夷地と呼ばれた場所が 北海道となり 本州からたくさんの人が移住して 昔から住んでたアイヌの人達が 呼んでた地名を使って 漢字を当てはめて日本語になって なまら難しい 比布（ぴっぷ） 納沙布（のさっぷ） 稀府（まれっぷ） 聚富（しっぷ）鷲府（わしっぷ） 散布（ちりっぷ） 押帯（おしょっぷ） 熱郛（ねっぷ） 新冠（にいかっぷ） 占冠（しむかっぷ） 堀株（ほりかっぷ） 愛冠（あいかっぷ） 男能富（だんのっぷ） 訓子府（くんねっぷ）丸瀬布 （まるせっぷ） 賤夫向（せきねっぷ） 老者舞（おしゃまっぷ） 正利冠（まさりかっぷ） 音威子府（おといねっぷ） これっぽっちも読めねエゾ 輪厚（わっつ）和寒（わっさむ） 送毛（おくりげ）発足（はったり） 屈足（くったり） 勇足（ゆうたり） 倶知安（くっちゃん）馬主来 （ぱしくる） 別寒辺牛（べかんべうし） 重蘭窮（ちぷらんけうし） 花畔（ばんなぐろ）濃昼 （ごきびる） 分遣瀬（わかちゃらせ） 相内（あいのない）納内 （おさむない） 入境学（にこまない）支寒内 （ししゃもない） 神恵内（かもえない）幌美内 （ほろぴない） 晩生内（おそきない） 知方学（ちぽまない）梨野舞納 （りやむない） 雄信内（おのっぷない）生花苗 （おいかまない） 止若内（やむわっかない） どれも一つも読めねエゾ これっぽっちも読めねエゾ