暮れゆく町に置いてかれた思い出は 色褪せちまうのか 過ぎ去る日々に置いてかれた俺達は 躓きながら歩いてきたんだ 頼りない歩幅でずっと どうせ何も変わりゃしないんだと 吐き捨てた言葉 ポケット突っ込んで クシャクシャになったレシートと 本当の気持ち握り締めていた 見慣れた町を飛び出した あなたは今はどこにいる? 街灯の色が寂しく揺れてる 夕焼け空は全て染めていく 暮れゆく町に置いてかれた俺達は 彷徨いながら 過ぎ去る日々に置いてかれた 思い出を 拾い集めて歩いてきたんだ 今もまだ夢の続きの中 どうか何も変わらないでと 願った両手はポケット突っ込んで クシャクシャに笑いあう今に 足りないものは何一つなかった 何年経ってもこの場所で 安いビールで飲み明かそうぜ 夢ならどうか死ぬまで 覚めないでくれ 朝を迎えても 過ぎ去る日々に刻み込んだ足跡は 続いているから 歩いて行くんだ 確かな歩幅でずっと 歩いていくから