壊れかけの目覚ましが鳴らなくて 寝坊しては駆け込み乗車の 毎日だけど本当懲りないね 健康には少し良いかな 息切らしながら吊り革に 手を伸ばして広告を凝視 周りの視線 開き直りの平然 あの娘の視線に油汗 1週間前でした あなたをここで見つけたのは 運命的な出会いと思ってるのは 自分だけだと 分かってはいるけど そうだ明日目覚ましが鳴ったら 思い切って勇気を勇気を勇気を 振絞ろう 案の定やっぱり今日も目覚ましは 鳴らなかったけれど寝坊はせずに 駆け込み乗車遠慮 開き直りの余裕 あの娘の姿がどこにもない 「あ、あれ?」 がっかりしたと同時にホッとしてる 自分はダサイよな 願掛けなんてしないから 明日こそはと明日こそはと 気合いは充分だ あれから一月あの娘はもういない 頼みの目覚ましは完全に壊れた 希望も 消え去った 明日 新しい目覚ましを 買いに行こう