春が来て はしってく 春が来て 君のもとへ 桜並木の 呼ぶほうへ 春が来た 君のもとへ 久しぶりの顔に ほころぶ僕の胸 昨日会っていたかのように 横に並ぶ 昼は何食べたとか 明日何をするのとか そんなこと知らなくても 今はここに君がいる 遠く離れたって 大丈夫といった君が 遠く離れていく 何度も季節が巡って 春が来て はしってく 春が来て 君のもとへと 桜並木の 呼ぶほうへ 春が来た 君のもとへ 忘れてたんだ 悲しいことも 忘れてたんだ 君を前にすると 少し寂しげな表情に 目をそらす僕 何か言いたげな君の唇がうごく きっとわかっていたんだ でもわかりたくなかった 何も言わなくていいよ 君のことだけは何でもわかる 遠く離れたって 大丈夫といった君が 遠く離れていく 何度も季節が巡って 春が来て はしってく 僕は僕 君は君のゆく道を 春が来て 超えていく 春が来て この恋を 何もなかったように 背を伸ばして 春が来る 僕のもとに 忘れてやんだ 悲しいことも 忘れてやんだ 君を好きなことも