どっかで覚えたような 仕草も異様な視線も うわべで形だけの猫被り 綺麗な顔を見せて どっかに爪を隠している どうして、分かっても どうにも君を離せない 急だった目眩しは 戸惑うから 孤独に酔った俺を踏み倒してくれ 静かに動いた影が腕を噛んで 鋭利で睨んだその目は薄情 何度騙して壊して懐いてしまう 君でも想ってしまう様な僕で でも愛していたって 目もくれない いつから君にただ 落ちてしまっている 刺すような視線の先には 毛纏った何か揺らいでいる どうだろう?僕ら2人でこのまま 怠惰な日々をしあわせに 暮らそうよって なんて無駄話をしたいだけ 君はワザと笑っていた 夜が迫って尾を揺らして 誰かを待ってるみたいな 仕草は見えなくて 愛していたって もう興味がないような 最初から猫騙し? どうしても解せない 僕は馬鹿馬鹿しい