一番でもない女に有給は使うな それだけで勘違いしそうになる そのふとした時の表情 脳裏に浮かぶ彼女 案の定出てくるのは彼女の名前 好きだとか嫌いだとか 言葉にせずとも分かるわ 私のこと好きだったんでしょ?昔は 久々の再会に昔と同じ顔で笑う 期待の一言目「しょーもねぇ」 満更でもなさそうにヘラヘラ 笑っているけれど 昔はどうでもよかったのに あなたの何にもなれなかった このまま先に進んでも堕ちてく 道しかないならば いっそ飛び込んで あなたと交わしたキスで 遠のいてゆく未来と 頬を包む大きな手と涙、、、 最果ての向こうには 昔と同じぬくもりで 儚い幸せに包まれてゆく 久々の再会に昔と違う二人になった 最後の沈黙を破ってさよなら