離さない このまま 時が流れても ひとつだけ 小さな 赤い灯を 守り続けていくよ 喜び 悲しみ 心ゆがめても 寒がりな二人を暖めて 無邪気なままの熱で 乱れ飛ぶ 声にかき消されて コーヒーの渦に溶けそうでも ゆらめくカゲロウの向こうから 君が手を伸ばしたら 離さない優しく 抱きしめるだけで 何もかも 忘れていられるよ ほこりまみれの街で 誰にも 言えずに夢見ていた くずれ落ちそうな 言葉さえ ありのまますべて ぶつけても 君は微笑むかなあ… 離さない このまま 時が流れても ひとつだけ 小さな 赤い灯を 守り続けていくよ 喜び 悲しみ 心ゆがめても 寒がりな二人を暖めて 無邪気なままの熱で