家飛び出した 少年は今日も うつろな目をして ねぐらを探す ビルの隙間を 這いずり回れば 名も無き野良犬が 泥水をすすっている 不感症な街の朝は 野暮ったくて たくましい 僕らの目指してる未来は あの雲みたいに 形や色を変えながら 流れてく 僕らの描いてる未来は 今日よりもきっと 捨てたもんじゃないはずだ 立ち止まらずに 歩いてこう 過去を話せば 苦い顔をされ 早く忘れろと 呆れられてる 色んな人に 気を使わなくちゃ 笑う事さえ 自由にさらせない 愛をぶら下げ 生きてみても へたくそだと 罵られる 僕らの目指してる未来は あの雲みたいに 形や色を変えながら 流れてく 僕らの描いてる未来は 今日よりもきっと 捨てたもんじゃないはずだ 立ち止まらずに 歩いてこう 僕らの目指してる未来は この空よりも デカくて素直な願いで 溢れてる 僕らの歩いてる道は 明日へと続く 彷徨いながら もがきながら 惨めだっていい 歩いてこう 立ち止まらずに 歩いてこう