君は少しニヤつきながら 目を見て言うんだ 上昇気流に気持ちをのせて 夏だからって浮かれてないかい クリームソーダとか思い出なんて シュワって 去っていってしまうもんでしょ そんなことはどうしようもないの 本当は皆忘れてるだけよ ラムネ 風鈴 蚊取り線香 それっぽいもの 並べてみても あの頃にゃ戻れない いつも通り よく行くあの店 君と待ち合わせ ふらっと入ってくる 君を見つける頃には もう夏は… 最期の暮らしは 君とがいいななんて ぬるいサイダー目が覚めて 君しかいないと思ったの 過去とかどうでもいいわ って君はたまに熱くなるね 昔のことはとりあえず置いといて 短い季節 捨て置かないで いつも通り よく行くあの店 君と待ち合わせ ふらっと入ってきた 君に見とれて 声に出るまであと何秒 さっきまでふらふら 考えていたことなんて もうね 君とのお喋りでさよなら どうしたってちらつく 淡い夢も忘れないで とっておくくらいで今はいい 僕は真面目な顔を作って 目を見て言うんだ 上昇気流に気持ちをのせて 夏だからこそ浮かれなきゃだよ