春の日差しを受けて ゆっくりと 進んでいく 春の陽 気を感じて 少しずつ 歩いていく 近くの 郵便局へ 一駅の 道のり を自転車 こいで 買い物も して帰ろう サクラが咲いて あと少しだけ 残る花を 見ながら 走ってゆく 変わらない 景色なんて 無いんだ そう気付いたら 今見てる モノを 大切にしようと思った 春の日差しを受けて ゆっくりと 進んでいく 春の 陽 気を感じて 少しずつ 歩いていく いつも通る住宅街 線路 と 踏切は今はもう 無くなっていて 見上げると 高架鉄道 記憶と 景色を 照らし 合わせて 時の流れを 感じ るんだ あの家も あの店も 無いんだ め ぐる時代は 新しい モノを運んで来るよ さぁ行こう 春の陽ざしに包まれ 暖かい 気持ちになった 見ている この自分は 何て 幸 せなんだろう 悲しいこともあった 嬉しいこともあった 今ここに いるのは あの日を 生きて来たから 春の日差しを受けて ゆっくりと 進んでいく 春の陽 気を感じて 少しずつ 歩いていく 少しずつ歩いていく