誰かを愛すために僕ら生まれた 白い微笑みくれるツボミのように この世の終わりの夢の中で 望み通りに自由の僕が 瓦礫の中から見つけたのは 君が残した手紙と孤独だけだった もしかしたらこんな悪夢を 困り果てた未来が見せたのかな ため息をおろしても道端には 小さなイノチがほら そうさ誰かを愛すために 僕ら生まれた白い微笑みくれる このツボミのように なにげない毎日にすべてがあるさ 君が笑うと僕も笑えるんだ 夢の浅瀬で溺れかけたけど 救われたんだ君の寝顔に 新しい朝が差し込んだら すぐに起こして想いを全部伝えたい こんな気持ちみんな感じて 生きてゆける世の中ならいいね 奪い合いから決して生まれない ありあまるほどのもの みんな誰だってひとりでは 生きられないよ 君といれたら喜びは倍になるね なにげない横顔に吹き抜ける風 しあわせはもう僕のそばにあった ベランダの隅では 鉢植えが忘れ去られてた 枯れ果てた土だけのその中に 真っ白な種がいま風に誘われて そうさ人は 誰かを愛すためにここに生まれた 白い微笑みくれる このツボミのように なにげない毎日にすべてがあるさ 君が笑うと僕も笑えるんだ