気怠い夜は眠れなくて 君が起きるまでもうちょっと ゆらゆらしたいだけって 窓の外を眺めていた 君に隠れては飛び出して 朝が起きるまでもうちょっと 高鳴る鼓動を手招きする その先へ 街灯に僕は照らされた 線路沿い 秘密の場所へ行こう これから街を抜け出して踊ろうよ 羊たちも静かに眠る街から このまま夜の向こう側へ 行けないかな なんて照れ臭い事も僕は 歌ってみせるよ 眠れずに嘆いてる君も 酔いどれで騒ぐ人たちも 二十四時間働く販売機も ベンチに横たわる野良猫も これから街を抜け出して踊ろうよ 羊たちも静かに眠る街から このまま夜の向こう側へ 行けないかな なんて眠れない夜も 僕は越えてみせるよ