もらってばかりの人生の中で 僕は何を返せるだろうか 君は僕にありがとうと言うけど 僕こそ言いたい言葉なんだ 一人で頑張ることも 実際不可能じゃないかもね でも君が僕を 僕たらしめる 勇気が出るのは 守りたいものがあるときさ 笑うだろうか 君を大切だと言ったら 笑うだろうか 君を助けたいと言ったら 自分のために生きる人生もいい でも 誰か一緒でないと見えぬ道がある 誰かに届けたい言葉があること 誰かに伝えたい思いがあること 誰かに見せたい笑顔があること 誰かに聞かせたい歌があること 僕の代わりに君が 泣いてくれるから 僕はもう苦しくないよ もらってばかりの人生を僕は 実は誇りに思ったりしている あなたと出会えてよかった 本当だよ 返したい言葉が溜まっていく 一人で頑張ることも 実際不可能じゃなさそうだ でも君が僕を 僕たらしめる 誰かのためにだけ燃やせる 命だってある 笑わないでくれ 君を大切だと言っても 笑わないでくれ 君を助けたいと言っても 自分のために生きる 人生ってだけじゃ 何か大切なものさえ見失いそうだ 誰かに届けたい言葉が溢れて 誰かに伝えたい思いが募って 誰かに見せたい笑顔が溜まって 誰かに聞かせたい歌がこぼれて 僕の代わりになんて泣くなよ って言っても 君はきっと泣くんだな 笑わないでくれ 僕が今更 一人で生きることを 怖がっていること 笑うだろうか 君を大切だと言ったら 笑わないでくれ 君を助けたいと言っても 温かさに触れると 人の心はほろりと 解けていくんだね 僕はそうだったよ 誰かに届けたい言葉は 僕が 誰かから伝えられた思いだった 誰かに見せたい笑顔も 聞かせたい歌も 全部 全部 全部 僕の失くしそうだったものを君が そっと手渡して 僕を救ってくれたんだな