命は彷徨う 慟哭へのモノローグ 闇のなかに置き忘れた それは蒼の化身 いまも指が憶えている 無垢なままの細い肩を 思い出のトビラ 鍵をかけて 微笑みを閉じこめているなら 慚愧に抱かれ 私は還る 運命(ほし)の光 手渡すためにも 報われぬ子よ あなたを想って 心はちぎれる 慟哭へのモノローグ 時を止めた胸の奥で 赤く揺れる鬼火 祈るように紡ぐ愛は 空(くう)を迷い 夢に堕ちる 悲しみに穢(けが)れ 未来さえも 見失う その前に信じて 慚愧に抱かれ 私は叫ぶ そばにいるよ 風に身をかえて いとおしい子よ あなたを求める 地上の彼方で 慟哭へのモノローグ 生き抜く強さを 教えきれず 旅立った この罪の重さに 慚愧に抱かれ 私は還る 運命(ほし)の光 手渡すためにも 報われぬ子よ あなたを想って 心はちぎれる 慟哭へのモノローグ