雪が舞い散る午後 終わりを告げられた 言葉を交わすこともなく突然に すべてを受け入れて 傷口も塞がずに 泣き叫んでみてももう戻らない日々 幸せな時間も 哀しい過去も今は全部 記憶になってゆく 時は音も立てずに そっと過ぎ去ってゆくよ 幼い頃みた 未来はそこになかったけれど 願いはまだ裸のまま 僕らはまた歩いていく 今日もまた 誰かに愛されて 誰かを思い続けることで その涙が奇跡になる 僕らはまた生きていく この空の下で 春の風が舞って 夢はそこにあって 君を傷つけてもただ走っていた 叶えたい思いと 悔しい日々もいつかきっと 光になってゆく そう信じ続けていた 甘くて蒼い日々よ 君がそばにいて 僕は歌を唄っていた 泡沫の祈りはまだ 二人に降り注いでいた いくつかの 季節が過ぎ去って 君はもうここにいないけれど 願いはまだ光のまま 僕は今日も歩いていく またこの場所から 僕らが出逢って 笑い合ったたくさんの場面 どんな時も忘れてない 僕の歌 君へ届け 幼い頃みた 未来はそこになかったけれど 願いはまだ裸のまま 僕らはまた歩いていく 今日もまた 誰かに愛されて 誰かを思い続けることで その涙が奇跡になる 僕らはまた生きていくんだ 果てしなく広がっている空の彼方へ 解き放った願いが 届くように。