去り際に君を捕まえた夏風 伸びる影を掬うように 駆け上る砂の階段 立ち止まる君は 風の中へ 椰子の葉の裏で眠気を待って 空を見上げれば 木陰のアイランド 降り注ぐ南風 体を掬い上げ 冷えた波は足まで 降り立てば きっと君は風の中 これからもずっと ようこそ浜辺へ ようこそ浜辺まで 足並み揃え君を 抱きしめるつもり 防波堤のそばで午後を過ごせば 押し寄せる波が僕たちを連れ去る ようこそ浜辺へ ようこそ浜辺まで ようこそ浜辺へ ようこそ浜辺まで ようこそ浜辺へ ようこそ浜辺へ ようこそ浜辺へ ようこそ浜辺まで 足並み揃え君を 抱きしめて 春と夏風 秋と雪解け 変わらぬ愛で 君を抱きしめる つもり ようこそ浜辺へ