「いくつになったら死ぬんだ」とか 「生まれて来なければ良かった」 とか 卑屈な言葉を並べては 死んだ目をして春を殺す 正解を解せないまま 振り向けば幼さが背を伸ばして いつぞや心を閉ざしました 窓際で手招いた西陽の中で あの日の夢を見る どうして生まれて来たの どうして息をしてるの その意味に気付いたとしても 何も変わらないでしょう どれだけ傷ついただろう どれだけ夜を越えただろう 生きる価値すらない世界で 何を求めればいい? 壊れてしまえば楽になれると 掃き溜めに投げ捨てた今日でした ガラクタのおもちゃみたいだね 言葉に出来ない叫びが秋の空に煙る どうして生まれて来たの どうして息をしてるの その意味に気付けたとしても 僕は変わらないだろう どれほど傷つけたでしょう どれほど責めて来たでしょう 生きる価値すらない世界で 生きる それが人生