睡魔に魘されるまま目を覚ました 立ち眩みの浮遊感に快楽を覚えた 冷蔵庫にあるパンを焼いて食べた 目を覚ます為にシャワーを浴びた 濡れた髪をドライヤーで乾かした ランドセルを背負い階段を降りた 話し声が交わる中通学路を歩いた 上履きに履き替えて教室に入った 机に伏せて授業の始まりを待つ 友達は何時の間にか 砂のように消えていた 放課のチャイム 体に痛みが走る 小説を何度も読み返して 暇を潰していた 時間の流れが遅かった 教科書の整理を始めた 隣の席には誰も居ない 話し相手も居ないのだ 運動場からの燥ぎ声が 僕の世界に入り込んだ その瞬間何かが壊れた 抽象画のように乱れた LとRに音が響いた 病的なもので文字を 書き消つことを繰り返し 終わらぬ宿題 体育も宿題も嫌になって 全てを辞めてしまう 覚悟で休んだ(> < b ( Drop it! ) それから僕は学校に行かなくなり 真っ暗な部屋で睡眠を取っていた 未来への希望が途端に無くなった ・- -・-・・ -・ ・・・- ・-・ ・-