砂浜、ハダシ、アイス、夏のにおい まだらの猫が2人をみてた 今から向こう岸まで走ろうか 先に着いたらそこで待ってるよ 時給800円で走る毎日を、夢を削る 海の満ち引きみたいに君は 嘘をついた さよならハタチのあたし 置いていかないで さよならハダシのあたし 靴をはいていく 溶けたアイスはベタついて 夏の海に混ざって消える 午後から少し雨が降るらしい 白い猫が毛ずくろいをしてる 鏡を見る度焦るココロ 夢はまだ遠い、雨は憂鬱色 さよならハタチのあたし 置いていかないで さよならハダシのあたし 靴をはいていく さよなら20世紀のセンチメンタル 置いていくよ さよならハタチのあたし 弱い涙の歌 溶ける前に食べきって 夏の海に弾けて光る 夏の海に弾けて光れ