耳を澄ましてみたの 朝日差す 私の小さな部屋の隅 今日はなんだか不思議な 夢を見てた気がする たぶん忘れてたのは 思い出じゃなくって鍵の在り処だった 糸をぐっと辿るように 光が連なってく 物語る幻 貝殻の中から ねえ あの日の 声が聞こえ始めてる 蒼い蒼い 波が打ち寄せる ソーダ色の空模様 ふわりふわり はためいた白いシャツの残像(イメージ) 今とまるで同じ 失う物の数だけ そう 他の何かを手に入れていくけど 記憶の欠片ずっと 手の中に握ってた 砂時計 落ちても 壊れなかったならきっとそれは 小さな宇宙の奇跡 まわれまわれ 赤いかざぐるま 千切れてしまわぬように 優しい優しい 風はあの海を渡り 吹いてきた あのねあのね 君が打ち明けた 秘密はなんだったかな 熱い熱い 足の裏に絡みつく砂の感触 蒼い蒼い 波が打ち寄せる ソーダ色の空模様 ふわりふわり はためいた白いシャツの残像(イメージ) 現在(イマ)と重なる tick tack tick tack tick tack She goes on タカナルキモチ…