遠く光る月を眺めて 冷たい鉄格子に指をかける 終わらない終わらない 繰り返すこの世界 白く何もない部屋に独り 窓の景色を眺め佇む 誰よりも人を愛せなくて 誰よりも人に触れたくて 何度だって思い描くのは 鮮やかな鮮やかな空 淡く鈍く響く夜空に 緋色に染まる指を広げかざす 誰よりも人を愛せるのに 誰よりも人に触れらず 独りきりいつも眺めてる 月明かり月明かり、闇 終わらない夜を繰り返す 月明かりさえも消えていく どこまでも続くこの世界 終わらない終わらない螺旋 誰よりも人を愛せなくて 誰よりも人に触れたくて 何度だって思い描くのは 鮮やかな鮮やかな 鮮やかな鮮やかな空