失踪

歌詞

から風が五月蝿いから 秋の匂いを忘れてしまう 正しさなんて馬鹿みたい 僕は帰るさ 純情な想いがもう厭らしいくて 散々な僕をまた馬鹿にする 少しくらい成長を待ってくれよ はたして記憶は定かなのだろうか 捜したら会えると思っていた 孕んだ言葉は頭の中では もう 形を変えてくる これじゃあ伝わらないのかな から風が五月蝿いから 肌の柔さも忘れてしまう 悴んだ指を見ては 君を愛した 材料も概ねは秘密だとさ 「簡単な事なの」と押し通す 少しくらい工程も褒めたいです 受話器に虚像の恋人を描いた それすらも届かない ずっと君は、未だ なぞって君の姿を覚えたのさ その指を使うんだ 「連れ去って抱き締めて」 孕んだ言葉は頭の中では もう 形を変えてくる これじゃあ伝わらないのだろう 潤んだ日々には 置き去りにされていた 擦れっ枯らしだから これじゃあ嫌われてしまうのかな 鳴る空を遠く走る 裸足に刺す光のように 悴んだ指を見ては 僕は愛しています この身すら分からないな 喧騒に呑まれるなら 去る事が真実でしょう 君に返すよ