水と火と風の力 我等 日いずる人の手から 生まれ光放つ 鋒は胸に且つ 拳突き放つ もののふとなりて我ここに立つ 風は吹き 雨は降り 日は昇り そしてまた芽吹く 強く激しく降り注ぐ雨風 めくりめく巡る時の狭間で 揉まれながらも目指した夜明け 耐え難きを耐え 時は熟したぜ 繰り返し繰り出した拳を信じ 今 目の前にのびる花道 さあ 押さば押せ さすれば必ず道は開かれん でけえ花咲かせ 風雨後花 清か心に覚悟もって咲さいた花 猛々しきこと洋々たる思いを 氣合に士氣も高揚し粋に 乱れんばかりに美しく歌舞け 先駆ける空を染めん かえりみはせじヤマトダマ 仕込む男児たつ 大八洲からいざゆかば 風は吹き 歌舞伎花は咲くまた 雨は降り 龍が如く舞ういま 日は昇り 舞ういま舞ういま舞う花 そしてまた芽吹く 空を染めん