高いビルに囲まれた 公園の街灯が点き始めたよ くぬぎの道を何度も 君と歩いたあの頃 なぜか思い出した 終わったことなのに まだ胸の奥でザワザワ風が吹いてる どこで間違えたんだろう そうお互いに素直には なれなかったね 褪せたこのベンチで 初めて じっと見つめ合って 気づけば唇を重ねてた 月の夜には 君が恋しくて 僕は空の彼方 ただ見上げるだけだ この瞬間(とき)を 共有できないなんて 生きてるその意味があるか 疑いたくなる こんなにキレイな満月は できるなら君と眺めたかった (その光) どんな言葉よりも 饒舌に語りかける 僕の愛は永遠 届かなくたって… 太陽の角度で 影になるように やさしさに気づかなくて… どうして 人間(ひと)は誰も 見えにくいもの 信じようとはしないんだ? ここで別れた日を 今でも僕は覚えてるよ 心は何を見失ったのだろう? 僕には見えてた 半分の月 本当は何にも 変わってなかったのに… 真実はこっちからとあっちからじゃ 別のものみたいに カタチ変えてしまうもの さよなら言って暫(しばら)くして 君の存在が大きく感じた (前よりも) 満ちたり欠けたりを ただ繰り返しながら 愛は夢か現(うつつ)か わからなくなって… 「月が綺麗ですね」なんて そんな言葉じゃ伝えきれない 「I love you」をこんな風に 訳したってきっと バツ 愛してると言わなくちゃ 君には伝わらない 君以外にも… 誤解 間違い 勘違いじゃない 今宵の月も思わせぶり 僕には見えてた 半分の月 本当は何にも 変わってなかったのに… 真実はこっちからとあっちからじゃ 別のものみたいに カタチ変えてしまうもの 月の夜には 君が恋しくて 僕は空の彼方 ただ見上げるだけだ この瞬間(とき)を 共有できないなんて 生きてるその意味があるか 疑いたくなる こんなにキレイな満月は できるなら君と眺めたかった (その光) どんな言葉よりも 饒舌に語りかける 僕の愛は永遠 届かなくたって…