雨に濡れて緑は少しずつ はしゃぎだしてしまうけど 地面に書いたぼくの字は ゆるゆるゆると流れゆく ふたつの瞳何を見る 君を想えばわがままに 小石を蹴ってへんなもの 行ったり来たりぼくの中 さて さて さて 恋はいつも些細なプライドで 壊れだしてしまうけど 迷路のような都会では やさしさだけじゃ出会えない 心の痛み誰が知る 君を想えばわがままに 夕べのことを考える 行ったり来たりぼくの中 さて さて さて 逃げることで何かが変わるなら 走りだしてしまうけど 大地に下りた草の根は 約束だけを守るように 傷を癒してみちがえる 君を想えばわがままに 時間がいつか味方する 行ったり来たりぼくの中 さて さて さて