いつもどおりの帰り道が 最近はちょっとしんどくて 寄り道ばかり 笑い声も 君がいたからと気がついて 愛されるだけじゃなく 誰かのこと愛さなくちゃ 埋まらない隙間があること 今更見つけたんだ 忘れたいよと言いながら 本当は憶えていたいよ 君がいたころのことを ひとりじゃない感覚を 雑踏の中で いまでも君を探しているよ 楽しいはずの街明かりも 最近はちょっと目に染みて 仕方ないこと 悔やまないで 誰に言われても君のこと 思い出じゃ終われないよ 忘れないでと言ったこと 君は憶えていますか 偶然出逢うこともなく 他人になってゆくのかな 雑踏の中で いまでも君を探しているよ 忘れたいよと言いながら 本当は憶えていたいよ 君がいたころのことを ひとりじゃない感覚を 温もりが欲しいだけと 言えるほど簡単じゃない 都合よく流せるほど 軽々しい記憶じゃない 雑踏の中で いまでも君を探しているよ 探しているよ