君の声が 呼び合うその光へ 薄絹越しに今世界を見つめている 跳べない籠の中 翅を縮めて 風渡る森へと咲継ぐ花たちの 呼吸を真似して翅をそっと揺らせば ほら 君の声が 硬く閉じたままうずくまる この足元照らすよ 刻まれた未来が遠く 見えない場所でも 虞を脱ぎ捨てて 君のもとへ 触れ合わなくても伝わる 確かな思いが 何度でも 向う強さになる 変わっていくために 水底に沈んだ世界を見つめている ちっぽけな願いに耳をすまして おしえて欲しい君を 悲しませるすべて 心の眼差しで愛しさをあげるから ほら 髪を撫でる風の向く方へ 果てしなく広がっていくパノラマ 高鳴った鼓動が遠く 距離を超えてく まっすぐ迷わずに 君のもとへ 曖昧な意思が選ぶひとつに 意味は無い 本当の気持ちを叫ぶから 手を 手を 重ねていて きっと決められた未来が白く途切れ たとしても わたしは迷わない 君のもとへ 生まれ変わる光が今透明な翅に 何度でも夢を奏でるだろう 変わっていくために