騒いだ夜の後でわたしは 1 ⼈帰り道 駅前交差点の前 ⼈混み輝く⼀つが 君だ 「偶然だね」 肩を叩くけどほんとはね 会えたらいいなと願ってた ⾔葉は途切れて⿎動は早く それでも視線は君の横顔逸らせず 「終電とか⼤丈夫?」 そんなの聞かないでよ 君のシャツの 裾ちょっとつまんでみたい 隠していたのは抱えきれないほど 熱を帯びて 焦がしていた恋⼼ 「触れたい」とか「帰りたくない」 とか溢れそうだよ いつも飲み込んじゃうけど ねえ気付いて欲しいよな 欲しくないような 想いはシークレット 思えばあの季節からわたしの特別は 君だけ1 ⼈だけ ⽇々は⾊めいて夜は切なく いつかは2⼈でなんてそりゃ 願っていたけど… もしかして今⼤チャンス? 夢⾒たシチュエーション 時間なんて忘れていいよわたし 今夜は 側にいたいからいつもより⻑く ⾒つめていたの サインは⾒逃さないで あと 20 センチが果てしなく遠く 感じちゃうから 君が⼿を伸ばしてよほら 4 ⽉の空の下で 出会えたあの⽇の事覚えてる? 8 ⽉の⾬の中で想い弾けて 隠していたのは抱えきれないほど 熱を帯びて 焦がしていた恋⼼ 「会いたい」とか「2 ⼈でいたい」とか⾔えなかったよ でも今⽇はちょっと違うの ああ気づいて欲しいから打ち 明けるよ わたしのシークレット ぎゅっと握りしめた⼿の中で 産まれたのは 2 ⼈のシークレット