右隣の刃(やいば)を 撫でてる 我は何者か 何者だろうか 左に見据えた 未来に今 覚悟して挑む 荊道(いばらみち)とて 己の生き様さ 邪気足掻(じゃきあが)きの果て お前が見せた形相 散り際の戯言 最期に一撃 くらわせる 我、今暴いた この横たわる裸体は 求め喘ぐだけの ただの化獣だった 再三 裏切り 愛に背き 満足気な笑み 品もありゃしない うつつを抜かした その代償 浮世の最果て 孤独な末裔(まつえい) お前の生き様さ 化けの皮剥がし お前が晒した本性 絆(ほだ)された身はただ 行くあてもなく彷徨う 我、今暴いた この横たわる裸体は 牙を隠していた ただの化獣だった 嗚呼、この世は 嗚呼、欲ばかり 嗚呼、 化けの皮剥がし お前が晒した本性 絆(ほだ)された身はただ 行くあてもなく彷徨う 我、今暴いた この横たわる裸体は 牙を隠していた ただの化獣だった 嗚呼、この世は 嗚呼、欲ばかり 嗚呼、この世は 嗚呼、欲ばかり