イヤフォンで耳ふさいだ まぶしい大型のモニター スクランブルが点滅する 遅れてるよと急かしてる 駆け足で歩く大人 ポケットに何を隠してる? 僕だけが世界中に 取り残されて立ちすくむ 叫びたくなるんだ 行き交う人の群れの中で ほんとにいるべき場所が ここじゃないなら 答えを誰か教えてよ 嘘だよ 君だって 僕だって わかってる ゆずれない夢のありか 戦ってくよ 向き合ってくよ まだ心は折れてないから (目をこらして) 「ダメ」なんて「ムダ」なんて 言葉で(ここにいる) ごまかして生きていたくない デタラメなこの街で 今 踏み出すんだ 朝灼けの明治通り 一瞬 誰もいなくなる 風だけが聞こえる時 自分の弱さ向きあえる 足跡を残して行くのが 大事なんじゃなくて 残してきた足跡に 今の自分がどれだけ胸を張れるのか そうだよ いつだって どこだって 生きてく 誰かを傷つけながら あらがってでも 逆らってでも 僕が僕でいられるために (耳すまして) 「どうせ」なんて「だって」なんて 言葉で(そこにいて) 都合よく生きていたくない 不条理なこの街へ 今 キスするんだ 広大な街の片隅 もし君がこぼれおちたら この手で受けとめたい 壊れてしまう前に ちいさな力でも ここだよ 誰だって 誰だって 生きてる 誰かを傷つけながら 絡まってでも 転がってでも 僕は僕で他にはいない 「きっと」なんて「いつか」なんて 言葉に だまされて生きていたくない 僕の旅はここから始まる いつだって どこだって 生きてく 誰かを傷つけながら あらがってでも 逆らってでも 僕が僕でいられるために (耳すまして) 「どうせ」なんて「だって」なんて 言葉で(そこにいて) 都合よく生きていたくない 不条理なこの街へ 今 キスするんだ