独りの冬は寒いから 僕をそばに置いておくれよ くしゃみをひとつ置くだけで 心が触れ合う音がする いつまでも君の心の中で 踊っていたい 誰にでも描きたい夜はあって 愛を追いかける この肌が冷えるのは 貴方のぬくもりを待つためね 思いと思いを暖め合う季節に 冷え切らない夢がひとつ 貴方の夢を僕にも 見せて欲しいと願う夜は 優しい嘘すら吐き出せず 触れることだけを求めてる 今日だけは 何も誤魔化さずに 抱きしめてよ 分け合ったこの時間 いつまでも捨てずにしまってよ 乾いた言葉なんてもう 要らないからただ ここにいて 言いたいことも喉に詰まらせる夜も 繋いだ手は離さないで まだ若いこの夜に灯りをともすのは 白く咲くオリオンのしるし 愛しさの奥に決して目立つことなく 咲き続ける