並んだビルの窓に映る 生まれた街にはなかった光 君が好きだったあの星は見えない この街で夢を見てる 明るすぎる夜に照らされて 半端な自分が浮かび上がる 何度も見上げて描いた夢は この街ではいつも滲んでいて 一人枯れるほど泣いては また君に会いたくなるんだよ 東京の眩しさが煌めいて 僕は放てないままで 見つかるかな出会えるかな 消えることない光に この街で 住所欄も書き慣れない 新しい自分の居場所に 振り落とされないように ただ掴めない今日にしがみつくだけ うまくいってるよって 受話器越しに嘘をつく 109見下されながら 振り向けばあの街が優しくて 置き去りにした思い出は輝いて それでもその光じゃ照らせない 未来がきっとこの街に まだ 踏まれた憧れが汚れても 時々寂しさがこぼれても ここでまだ探し続けているよ 君を照らせる光をいつか 何度も見上げて描いた夢は この街ではいつも滲んでいて 一人枯れるほど泣いては また君に会いたくなるんだよ 東京の眩しさが煌めいて 僕は放てないままで 見つかるかな出会えるかな 消えることない光に この街で 僕の中で