最終のアナウンス鳴り響いた 手を振った時はただ一瞬だった いつか終わる時が来ると どこかで思っていた 無邪気な笑顔……遠く霞んで…… 渡り鳥のように空を越えて 飛べたなら また次の季節まで…… 見付けられなかった 君と描いた青空 最初からそんなものなどなかったか な…… 涙雨 夜明けまで降り注げば 紫陽花に 滴る湿った光 君と出会い交差した道 離れてもまたいつか どこか未来の景色で……なんて…… 雲の海はまるで全て白く塗りつぶす 思い出も消えるように…… 君がまだ知らないはずの景色今1人 最後見た笑顔さえも薄れていく…… 何もかもが 変わる日々は 意味を探し彷徨った 本当はただ 君といれたら なんて今さら…… 渡り鳥のように空を越えて 飛べたなら また次の季節まで…… 雲の海はまるで全て白く塗りつぶす 最初から 何もなかったかのように……