歩道橋を渡る君の姿が つい昨日のことのよう また明日 また明日 そう言い聞かせて 未だに埋まらない隙間なら 暖かい窓辺で埋まるけど 華やかな 真実を 欲しがる僕もいる キザな言葉で励まして 歯にかむように笑ってほしい 周りの目も気にしつつ 繋ぎ止める 自力で 確かめる必要のない ケダモノの涙も少し 乾くことを望んでいる 枕にぶつけた思いも 今なら届く気がしてんだ 手探りのままはみだしてんだ 物陰の居心地の良さに つい溺れそうになってしまうけど また明日 また明日 そう言い聞かせて こなれた意気込み一つ 届かない足音一つで 守れるよ 愛せるよ そんなふうに唱えて ベタな言葉で励まして ざらつくくらいの風を浴びる 周りの目も気にならず 繋ぎ止めた管の端 開けられる恐れのない 異端な力も少し 世間の色を望んでいる 気づかないわけじゃないけど 蛹に近い心で 手探りのまま求めてんだ 確かめる必要のない ケダモノの涙も少し 乾くことを望んでいる 枕にぶつけた思いも 今なら届く気がしてんだ 手探りのままはみだしてんだ 開けられる恐れのない 異端な力も少し 世間の色を望んでいる 気づかないわけじゃないけど 蛹に近い心で 手探りのまま求めてんだ