僕ら、

歌詞

あの日君に買って渡せなかった あの花の名前を まだ覚えてる？ あの日も君にまた渡せなかった あの言葉はまだ まだ覚えてる。 あの日君のために無理して書いた あの曲は未だ 歌えてないまま あの日僕の耳をふわりとかすった あの風のことは わからないまま 金木犀の匂いみたいな 汚い使い方はしないよ だからってちゃんと思い出せる 自信もないけど 何気なく開いた言葉の羅列が ふわりとかすって 2人霞んで 掴めなかった 一生かけても言えないような 恥ずかしいことをなんどでも 君のために 君のために むかしむかし箱に詰めておいた 青すぎるあの日の僕らがほら まだここで輝き続けてる なんどだって 歌ってやるのさ あの日君が書いて2人に丸した 僕の上の名前を まだ覚えてる？ あの日君の頬を2回も濡らした あいつのことずっと まだ覚えてる 一生かけても消えないような 恥ずかしい色で何度でも 君のために 君のために 桃色の船で流しておいた 情けないあの日の僕らはほら 今ここで輝き始めてる 何度だって歌えばいいんだ そういったつもりじゃないけどとか そういったことでもないでしょ？ まだ少しだけ残った耳触りに ゆだねさせてよ まだ 終わったつもりもないけど ただ僕だけのことを見ててよ 今終わってなかっただけのことが 終わった気がした