味気の無い夜に溶けた雪が、 言葉を枯らすのは何故? 伝わらない想いだけがこころ 染めて、かなしみに溺れたような、 泡沫の爆ずバラッド。 日月さえも孤独な天下で、 絡まって解いてを輪廻する 愚者の群。 まるで、 一様に独りと識った反射で調和を 謀る、本能の儘のキティ。 嗚呼、何処にも新世界なんて無い。 独りで愛し、愛されて居たい。 果たして今日は凶なら昨日は如何? 詰まり永遠に不幸ってこと? 其れなら、如何にかしたい次第。 其れでも直視なんて出来ない。 また、 劣等と焦燥が睨み合って居る。 逃れることと、眼を逸すこと、 何方に価値が有るだろう? ただ此処で、問答・瞑想じゃあ、 突立っても迷走。 さあ点と点を結ぶように、 確かな愛が視たいなら、 音に成って今逃げ出して! 偽らなくたって叫んだ 旋律がひかりと化して伝うのさ。 此の歌が間違いでも構わないわ。 声を枯らして! 掻鳴らせ、 ブルウスドライバ・アンド・ テレキャスタ。答は音の中。 午前一時、警鐘亂打に起こす瞼。 あたしは「何がしたい」 と逡巡の間、 余計なことばかりが 頭の中絡まっていた。 丹精凝らしたペイパークラフトは 着火剤と化した。 劣等感、実感、悲観で、 勝手に喰らってパッシヴィティ。 演奏家皆皆で喝破する生態系? それでは、 変光星から没個性で劣化する才が 惜しくなってしまう。 不都合等蹴飛ばして銘銘に踊れや。 一、二、三、四。 逃れることと、眼を逸すこと、 何方に価値が有るだろう? ただ此処で、問答・瞑想じゃあ、 突立っても迷走。 さあ点と点を結ぶように、 確かな愛が視たいなら、 音に成って今逃げ出して! 偽らなくたって叫んだ 旋律がひかりと化して伝うのさ。 この歌が間違いでも構わないわ。 声を枯らして! 掻鳴らせ、 ブルウスドライバ・アンド・ テレキャスタ。 答は音の中。そして、あたしの中。