短い夜に騒いで居たいの 大人になるまで 僕らは此処 一体 何を愛しくなると胸打たれるかな 僕らは此処 満たされない日ばかりに鳴って 降り止まない雨だってあった 籠の地面に足を伸ばした 弱く不調和なリズム 同じ顔で可笑しくはないさ 大人になる為 僕らは何処 簡単な事幾つも知った 行進は続く 僕らは何処 取り戻したいなら折れる前に 擦り合わせるだろう羽根をもっと 右に同じが特技になって放つ言葉も 受け取られると嬉しくなって 釣り合わないと哀しくなった 籠の向こうへ繋がる様で 僕は我武者羅に跳ねる お伽話と違うみたいで 生きれば時に綺麗じゃなくて 赤く鈍った錆を纏った籠の向こう側 また降り出した雨を器用に 逃げ切る手段は今でも無いけど 羽根を濡らして待った自分に 今更 会いに行くから