君がもし知らない国へ 行くのなら僕は止めない りんどうの咲く丘の上 僕たちは黙りこんだね 踏み切りの向こうに立って 手を振った君のほほえみ 草むらの錆びた線路は マゼランの雲までつづく 幻想四次の銀河鉄道 オレンジ色の窓が横切る 十字星行き銀河鉄道 車輪の音はセロの響きさ 双眼鏡指で作って 青白い星を見てたね 誰だって緑の切符 ポケットに隠してるのさ 水晶のリンゴみたいに 透き通る瞳をしてた 君のこと僕は死ぬまで 忘れない誓ってもいい 幻想四次の銀河鉄道 空をななめに駈けのぼってく 君が飛び乗る銀河鉄道 アルビレオまでひとっ飛びだね 幻想四次の銀河鉄道 赤いシグナル瞬いてたよ 君をさらった銀河鉄道 今日はさみしい星祭りだね